花ビラにパラボラ!マツバギクの花ビラがキラキラ光る仕組み.
道端で赤くキラキラと輝く花を見たことはないでしょうか?この光沢を持った花びらを持つ植物は耐寒マツバギクといいます. 南アフリカ原産の植物ですが, 今では日本の至るところで目にするようになりました. このキラキラとした金属のような光沢がどのようにして生まれるのか興味を持ち, 研究しました. 結果, 花ビラの表面の構造がパラボラ(二次曲線)と一致するカーブを持つ無数の溝でできていることが分かり, この構造が光を反射したり, 集めたりしてキラキラとした光沢を生んでいることが分かりました. 表の面ではカーブミラーのように広範囲に光を反射します. また, 裏面では表の面を透過した光を集めます. その結果, 特徴的な光沢が生まれていると考えられます. 花ビラに来た日光をできるかぎり効率よく利用して花粉を運んでくれる虫にアピールしようという意味があるようです. これまで, 植物の花がパラボラ構造を持つ例は報告されていません. この成果はOptical Materials誌に論文掲載されました.


