【安曇野天蚕振興会】収繭作業をしました

【安曇野天蚕振興会】収繭作業をしました

野蚕研究センターでは安曇野天蚕振興会と共同で天蚕飼育における病害防除法の有効性に関する試験を行っており、いくつかの方法やそれらの組み合わせによる繭の収穫量UPを目指しています。7月にはいよいよ繭の収穫作業(収繭(しゅうけん)といいます)を実施しました。各試験区ごとに生育途中で病気になった個体、繭にまでなれた個体数などを調査しました。

昨年はサルの被害に悩まされたため、今年は2重に網をかけて対策をしました。一部のハウスは侵入をされたものの、他では十分な調査ができました。猛暑日が続いており、風の無い網がかけられたクヌギ林の中での作業は一段と厳しい物がありました。ただ、たくさんの収穫があったことは嬉しく、しっかりと来年度以降の飼育につなげていけるよう調査を進めます。