遺伝資源について

野蚕研究センターで保存されている遺伝資源とその利用について紹介します

野蚕の繭や卵などを研究・教育や地域振興活動などに利用を希望される方に分譲しています
飼育方法などについてもご相談ください
(ただし時期や量によりご希望にそえない可能性があります)

また施設見学や課外学習利用などの受け入れも行っております

ご希望される場合はメールにてお問い合わせください


和名:ヤママユ

学名:Antheraea yamamai

国内に広く生息する在来の代表的な野蚕です。広葉樹林や付近の住宅地でもよく見られます。天蚕とも呼ばれています。
鮮やかな緑色をした繭を作ります。長野県安曇野地域などではこの繭から作られる「天蚕糸」を生産しています。

センターでは形質の異なる数系統を保存しています。研究に利用を希望されるかたはお申し付けください。


和名:ウスタビガ

学名:Rhodinia fugax

在来の野蚕の一種です。クヌギやコナラ、サクラなどを食草とします。黄緑色の繭は三角形の袋状になっていて枝にぶら下がるように作られ下部には穴が開いている特徴的な構造をしています。糸原料として飼育されることはありません。


その他

  • サクサン 
  • エリサン
  • オオミズアオ
  • オナガミズアオ
  • ヒメヤママユ
  • シンジュサン
  • エゾヨツメ
  • リストにない種についてはご相談ください