ワタの花が咲いています

繊維学部附属農場ではワタの栽培や保存を行っています。学生実習では栽培管理のほか、綿くりや糸紡ぎの体験もしています。

7月後半からワタの花が咲き始めました。写真でわかるようにワタにもいくつかの種がありますので、それぞれ花の見た目や開花のタイミングなども違います。もちろん花や葉の見た目だけでなく、収穫される繊維の性質も大きく異なります。
今年の猛暑でもしっかりと根を張って元気に生長しているワタですが、雑草もすぐに生い茂り、管理をしている農場職員の方が元気ではいられないような状況となっているこの頃です。

ワタの花は下の枝から順番に咲くので9月頃まで花が楽しめます。実が開き(開絮(かいじょ)といいます)、綿が収穫できるようになるのは10月頃になります。