今年のサツマイモ栽培
繊維学部附属農場ではサツマイモを栽培しています。なぜ「繊維学部」でサツマイモ?と思われるでしょうが、ちゃんと理由があります。サツマイモの葉を食べる昆虫を飼育研究されている教員がいらっしゃるのです。その研究室の方々は茂ったサツマイモ畑から葉っぱだけを採っていかれます… 。でも残ったイモはもちろん活用しています。近隣の保育園や小学校から子供たちに来てもらい苗植えや芋掘り体験をしてもらっています。
今年も例年通りサツマイモ栽培をしていたところですが異常な暑さのせいでしょうか、当農場では初めての現象が見られました。写真の通り花が咲いたのです。短日・高温条件で開花することから通常は本州以北で栽培した場合に花が見られることは稀です。特にお盆を過ぎれば涼しくなる信州ではさらに厳しいことかと思われていました。筆者も初めて花を見ました。それだけ今年は暑かったということでしょうか。
近年の気温の上昇により附属農場でも様々な影響が出ています。職員の熱中症も心配ですが、作物や動物も大丈夫かと心配になります。来年はどうなるでしょうか。

