天蚕卵を冷蔵しました

天蚕卵を冷蔵しました

2024年3月12日

天蚕は8月から9月にかけて産卵します。卵で冬越して翌年の4月末から5月にかけて孵化します。

天蚕卵は冬までの間、自然温度下に置いておき、3月になったら冷蔵します。当センターでは5月にクヌギの葉が伸び始めたら卵を室温へ出し(出庫)、孵化を待って飼育を始めます。2024年飼育シーズンに向け、今年も3月1日に冷蔵庫へ入れました。

右の写真が天蚕の卵です。系統ごとに分けて管理しています。病気を持ち込まないように清潔な状態で注意しながら扱います。
下の写真は孵化直後の1令幼虫の写真(2023年春)です。今年の長野県はまだ雪が積もる日もありますが、2024年飼育シーズンに向けた準備も進んでいます。